同梱の無償のJava GUIで設計および展開可能なSortCLジョブ
背景
Sort Control Languageの略であるSortCLは、 CoSortのもっともよく知られた機能豊富なユーザインタフェースを持つツールです。 実行およびコール可能なスタンドアロンのライブラリルーチンであるSortCLプログラムは、 単純なメタデータを使用し、大量のフラットファイルのレイアウト定義(DDL)と操作(DML)を行います。 SortCLユーザは、データ変換、レポート、フィールドレベルでのデータの保護、 テストデータの生成を組み合わせてまとめて実行できます。
SortCLジョブはテキストファイルで指定し、コマンドライン、バッチスクリプト、プログラム、 Graphical User Interface-to-SortCL(「gui2scl」)のGUIアプリケーションから実行します。 1999年にCoSort Version 7は、異なるプラットフォーム間でソートジョブを実行できるよう設計され、 同時に起動GUIを初めて搭載しました。 2007年のCoSort Version 9 以来、コマンドラインからの操作の代わりに、 ネットワークを介してSortCLジョブを開発、レビューおよび展開する使いやすいUIを目標に、 バージョンアップを重ねています。
Javaベースのクライアントサイドアプリケーション、「gui2scl」、 およびサーバサイドでリスニングを行う「guiagent」は連動して、 新規および既存のSortCLジョブスクリプトを作成、読み取り、変更、保存、起動、 フィードバックの作業を実行します。 スクリプトの編集は、GUIとテキストエディタのどちらでもできます。
動作方法
最新のJavaランタイム環境(JRE)とgui2sclクライアントアプリケーションをインストールしたら、 新しいSortCLスクリプトを記述したり、既存のSortCLスクリプトをインポートしたり、 利用可能なSortCLのメタデータ(.ddf)レポジトリをプレビューしたりする準備は完了です。
SortCLスクリプトを開くか起動し、ランタイムオプションを指定したら、 入力ファイルとそのフィールドのレイアウトを指定します。
次に実行するジョブを選択します。ジョブには次のものがあります。
- ソート
- マージ
- レポート
- チェック
- ジョイン
同じジョブスクリプトには多数の異なる動作を指定できます。 たとえば、複数のテーブルをジョインする操作と共に、ソートおよび集計を実行し、 さらにカスタマイズしたレポートフォーマットに出力し、 フィールドレベルで暗号をかけることができます。
入力ソース、動作、出力対象を指定したら、アクティブなSortCLスクリプトを確認し、 ナビゲーションツリーを使用して変更してください。
スクリプトを保存し承認できる状態、また後日変更したり企業全体での使用できる状態にします。 実行時には、単にSortCLジョブとプラットフォームのみを選択します。
gui2sclを使用すれば、任意のJavaデスクトップでSortCLジョブを設計し、 SortCLのライセンスがありCPUリソースが使用可能な任意のUnix、 LinuxまたはWindowsプラットフォームでそのジョブを実行できます。
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