ソリューション概要
大容量ファイルのデータ管理および操作を最大限に効率化する
CoSort Version 9 はフラットファイルの処理に、高速性、簡素化、多様性、価値をもたらします。
概要
オープンシステム用の世界初の商用ソフトウェアによって、以下の操作および管理が、 最先端技術より高速に、多くのデータを対象に同時実行できるようになります。
- 処理(並行変換)
- 出力(レポートおよびデータ受け渡し)
- 保護(ファイルの暗号化、識別不能化)
- プロトタイピング(安全なテストデータの生成)
CoSortは、メインフレームでのソートやデータ移行計画、 データウェアハウスでのETL操作、データベースの再編成、ビジネスインテリジェンスでのニーズ、 プライバシーに関する規制への準拠、およびアプリケーションの開発に使用できます。
メリット
- ソート、加算、再フォーマットの並行処理
- データのステージングとレポート作成が容易な4GL
- 複数ファイルのジョイン、ルックアップ、リマッピング
- 機密データのフィールドレベルでの保護
- データ・クレンジングなどのカスタム機能
- フィルタリング、選択、セグメント化
- 高速な変更データ・キャプチャ処理
- データタイプおよびファイルフォーマットの変換
- 式、検証、計算
- 単純な構文と一元化されたメタデータ
- 他のツールのファイルメタデータの使用
- 複数提供のユーザインタフェースとコンバータ
- 他ツールのソート機能やソートコマンドの置き換え
- 同種では最高レベルのダッシュボード機能
- CobITの達成目標のうち24項目に対応
- リーズナブルな永久使用ライセンス
ソートエンジン
CoSortは、1978年にはCP/M用に、1980年にはDOS用に、1985年にはUNIX用に、そして1995年にはWindows用に開発・リリースされたオープンシステム用の初の商用ソートパッケージです。 SMPのUnixシステム用の市販ソート製品として、最速であることが何度も認められているCoSortは、 Windows上でも「最高のパフォーマンスを発揮する」製品であるとPC Weekの評価を受けました。CoSortが「オープンシステムの標準」であると言えるのは、商用初のソート製品であるということは当然ながら、それに加えて、処理が速いからという理由によるものです。
データの同時変換およびレポート作成
一般的には、1分間にソートできるギガ数のみでCoSortの高速性能を評価されるかもしれません。 しかしCoSortの真価は、ボリュームのあるデータを単一のパスで、統合、ステージング、データ保護、 レポート作成の並行処理が可能で、それら総合的な処理が高速に実行できるというところにあります。 それでは単一のジョブおよびI/O処理から、カスタム形式の変更差分、詳細、サマリーレポートの作成出力と同時に、 フィルタリング、ソート、ジョイン、集計、リマップ、変換、および保護といった処理を並行して処理する場合、 複数のファイルおよびフォーマットを本当に処理できるのでしょうか。
なぜ同一製品、場所、パス内にてこれらすべてが可能なのか?
CoSort Sort Control Language(SortCL)ツールがそれを可能にしています。
SortCLは、データの定義と操作を行うための自己解説機能のある4GL(第4世代言語)で、コマンドライン、バッチ、 無償のJava GUI、またはアプリケーションから実行できるプログラムです。 SortCLは、CoSortパッケージの中でも最もよく使われるツールで、 Perlやシェルスクリプト、SQLプロシージャ、ETLおよびETLソフトウェア、 C言語で記述されたレガシープログラム、Java、 VBおよびCOBOLなどのような複雑で遅いアプリケーションに取って代わって、 データの統合、ステージング、レポート作成作業にフォーカスして設計されたスクリプト言語で実行します。
アプリケーションの強化
CoSortは、単にデータ操作や管理を行うだけのスタンドアロン・プラットフォームではなく、 ETLオペレーションおよび(DataStageおよびInformaticaなどのような)ツール、データベースの再編成、SAS、 Natural、および古いCOBOLプログラムなどから大量のジョブを実行するときに、その速度を上げる「ポイントソリューション」です。 CoSortのソート用のプラグインおよびAPIコール、またはSortCLスクリプトを使用し、 (より効率的な)フラットファイルやパイプからアプリケーションに入力し、大容量のデータのフィルタリング、 変換、およびレポート作成を組み合わせて実行できます。
フィールドの暗号化とテストデータの統合
情報セキュリティやコンプライアンス担当者は、CoSortを利用し、使用中の機密データも、 あるいは使用していない機密データをも保護して機密ファイルが持つリスクを軽減できます。 フィールドレベルで強力にデータを暗号化およびマスキングできる機能がSortCLに組み込まれたので、 ファイル(および関連するファイル)へのアクセスは許可しながら、リスクのあるデータを処理、保護できます。 SortCLでは追跡記録も生成できるので、プライバシーに関する規制に準拠している状況を確認できます。 また、SortCLは、安心して開発およびアウトソーシングできるよう、実際のファイル形式でテストデータをランダムに生成できます。
同梱内容およびサポートしているプラットフォーム
CoSort 9のパッケージには、以下のものが含まれます。
- 複数のサードパーティ用ソート・プラグイン
- SortCLプログラム(およびGUI)
- サードパーティ用メタデータコンバータ(MIMBを除く)
- APIライブラリ
- このセクションで説明しているCOBOLツール
インストール、調整、導入に関する資料は豊富で、ジョブのログについてはSortCLのセクションで説明しています。
CoSort for Unix
CoSort for Unixは、以下のUnixプラットフォームに対応しています。
HP 9000 (PA-RISC and Itanium 2 systems) running HP-UX 9-11iv3 | IBM RS/6000, pSeries, SP2, and ES9000 running AIX 3.2-6.1 and AIX/ESA | Bull DPX/2 and Escala servers running AIX |
Compaq (Digital) AlphaServers running Tru64 Unix 4-5 | DECsystems running RISC/Ultrix and Digital/OSF | SunFire, Sun UE and SPARCware running Solaris 5-10 |
Fujitsu, Solbourne and CS6400) running SunOS 2-4, Solaris 5-10 | Apple (Mac) PowerPC running OS X 10.3 and x86 running 10.6 (Snow Leopard) | Pyramid Reliant, NileMISserver and 9000[T] running DC/OSx |
Silicon Graphics Challenge and lower running IRIX | Sequent NUMA-Q and Symmetry running ptx and DYNIX (COFF and ELF) | Data General AViiON running DG/UX |
Siemens-Nixdorf RM running SINIX | SCO Unix and UnixWare | Solaris on Intel (x86) |
Encore Infinity | Fujitsu DS/90 | Amdahl 5990/5 |
Convex C | Wyse 5-9000 | Interactive Unix |
NCR MP-RAS | FreeBSD for Intel | Linux (see below) |
CoSort for Linux
CoSort for Linuxは32および64ビットのIntel x86およびItanium プロセッサ上で実行可能で、 Red Hat ReadyおよびNovell YES! for SLESとして認定されています。 CoSort for Linuxはその他のチップセット上でも実行が可能で、IBM eServer x、i、p およびzSeries(メインフレーム)プラットフォーム上で実行可能です。 さらに移植済みのものとしては、IBM POWER5-7チップ上のSLES(SuSE) 8-11、 さまざまなLinuxディストリビューションとして、 AsianUX、Centos、Debian、Fedora Core、Gentoo、Mandrake、Ubuntuなどがあります。
CoSort for Windows
CoSort for Windowsは、Windows NT、XP、2000/2003/2008およびVista、7で実行できます
CoSort for Virtual machines
CoSort for Linux/Windowsは、VMwareおよび同種の環境で稼動しているバーチャルマシンにも対応しています。
ライセンスとサポート
CoSortは一旦ライセンスを取得すれば永久使用できます(原則としてリースではありません)。 ライセンス料は、インストールするハードウェアの性能を反映したライセンス体系となっています。 したがってライセンス料は構成に依存し、同一拠点または複数拠点で使用する複数ライセンスを、 同時に購入する場合はボリュームディスカウントがあります。これは2本目から適用されます。 ライセンス契約後の最初の年間保守料は必須です。 この保守内容には、マイナーアップグレードと開発元IRIの直接メールサポート(英文)が含まれます。
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