製品情報|CoSort9

同梱の無償のファイル定義コンバータの利用

CoSort9には、既存のファイルレイアウト(およびソートジョブ)のメタデータを変換するツールがいくつかあります。 これらの同梱のユーティリティを使用すれば、CoSortのデータ操作および管理ツールであるSortCLで、 データ(および特定のジョブ定義)を再利用できます。 IRI社はメタデータの変換を行う主要企業(MITI)ともパートナーを組み、主要なBI、ETLおよびリレーショナルデータツールから、 SortCLに対応したファイルレイアウトを自動で作成できるようにしました。

SortCLのメタデータについて

SortCLの堅固なテキストベースのメタデータは、理解、使用および監査しやすく、 シンプルな自己解説機能のあるデータです。 ファイルのフィールド(カラム)レイアウトは、再使用可能なデータ定義ファイル(.ddf)レポジトリに保存できます。 これらの定義はSortCLジョブスクリプトに展開して貼り付けたり、ファイルから外部参照したりできます。 SortCL(およびRowGen)は、カラムの識別に以下の「/FIELD=文」を使用します。

  • 名前またはエイリアス サイズまたは範囲
  • ポジションまたは区切り文字 データタイプ
  • 条件および式
  • セキュリティと他の機能

サードパーティのメタデータ

CoSortパッケージに含まれるファイルレイアウトの変換ソフトでは、 既存のフィールドおよびカラムの記述をSortCL(およびRowGen)の.ddfレポジトリに移行できます。 これらのツールは、メタデータを.ddfから以下に移行することに伴うオーバーヘッドを軽減または削減します。

  • COBOLコピーブック（cob2ddf）
  • カンマ区切り値（csv2ddf）
  • W3C拡張ログフォーマット(elf2ddf)
  • Oracle SQL*Loaderコントロールファイル（ctl2ddf）

したがって、上記アプリケーションですでにファイルのレイアウトを定義していれば、 そのメタデータを大規模なSortCLの操作ジョブ用に自動で再生成できます。 あるいはRowGenで同じファイルフォーマットで安全なテストデータを生成できます。 ファイルのレイアウトが（CWM、DSX、UML、XMIおよびXMLなどの)他のフォーマットで作成されている場合、 Meta Integration Technology, Inc.(MITI)のMeta Integration Model Bridge(MIMB)で、 それらのレポジトリをSortCLの.DDF構文に変換できることを考慮に入れておいてください。
使用するメタデータコンバータが、IRI、MITI、コンサルタント、 または自社で開発したもののいずれであっても、 すでにあるメタデータを再構築しなくて済むということにメリットがあることは明白です。

プログラムメタデータのソート

古いソートパラメータの変換用に、無償のユーティリティmvs2scl、vse2sclも用意しています。 多くのジョブで、入力および出力フィールドレイアウトが含まれた同じSortCLジョブ仕様のファイルが自動作成されます。 自動変換が不十分であった場合、それには簡単に手を加えることができます。
sorti2sclという別のCoSortツールでは、 CoSortの対話型ソートツール(SortI)のスクリプトをSortCLジョブのスクリプトと同等のものに変換します。

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