COBOLファイルおよびデータの照合、作成および変換
CoSort 9パッケージでは、COBOL利用環境において広範囲なデータや処理を移行して、 オープンシステム上で実現するためのツールや、ライブラリを使用例とともに提供しています。
COBOLデータのソートと移行
CoSortのすべてのインタフェースではMF COBOLとRM COBOLのデータタイプの照合処理をサポートしており、 SortCLはさらに変換処理もサポートしています。 CoSortはまたEBCDICデータをソートして他のフォーマットに変換したり、 他のフォーマットからソートした結果をEBCDICに変換したりすることができます。 実際、CoSortと新製品のNextFormはすべてのCOBOLデータと他の汎用データタイプの相互変換が可能です。 両製品ともに、COBOLコピーブック変換ツール(cob2ddf)が含まれています。 これは、FDレイアウトをIRIの製品が実行時に使用できるデータ定義ファイルへ変換します。
搭載されているソート機能の強化
CoSortのほうが、コンパイラに組み込まれているソート機能より高速であることは、 すでにご理解いただけていると思います。 しかし、COBOLでのソートのパフォーマンスを上げるために、 CoSortにはさらに次のような手法が用意されています。
- ACUCOBOL-GT ソート機能の置き換え
- Micro Focus COBOL ソート機能の置き換え
- 逐次的または並行的なSortCLのシステムコール
- 静的および動的なCoSortライブラリのAPIコール
インデックス/可変長/ブロックの各種ファイルのソートと変換
CoSortのSortCLツールとNextFormでは、ACUCOBOL-GT Visionファイル、Micro Focus可変長レコード、 I-SAMファイルの間で、相互変換が可能です。 たんに入力と出力のフォーマットとレコードレイアウトを定義するだけです。 さらに、SortCLではデータフィルタリング、データ変換(ソート、ジョイン、集計など)、レポート出力、 データ保護といった処理を追加できます。また、同時にCOBOLファイルに他のフォーマットのデータをマージすることも可能で、 複数のフォーマットで出力することが可能です。
- Data Transformation
- ACUCOBOL Vision
- MF COBOL
レポートの生成
CoSortのSortCLツールが提供する広範囲のレポーティング機能を使って、 レポート出力する詳細レコードやサマリのカスタマイズ、変動データのキャプチャ(デルタレポート)、 他のBIツールへのデータ受け渡しなどが可能になります。
- Reporting Functions
機密データの保護
別処理と同時に、あるいは上記のSortCLの機能との組み合わせで、 インデックスファイルやフラットファイルを暗号化したり、識別不能化したりして、 プライバシー保護が必要なデータ保護が可能です。
- Field Protection
安全なCOBOLでのテストデータの作成
CoSortのテストデータ生成ツール(RowGen)では、SortCLと同じメタデータ(レイアウト定義)を使用して、 ランダムに生成または選択されたテストデータで構成された COBOLのインデックスファイルおよびシーケンシャルファイルを出力します。
- Test Data & Files
データおよびアプリケーションの監査
データガバナンスおよび受託責任のためにもSortCLにはいくつかのログオプションが用意されています。
- Data and App Auditing
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製品情報
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ソリューション
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事例紹介
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